日本ブレインバンクネット

JAPAN Brain Bank Net

JBBNは精神・神経疾患の克服を目指し、
研究者による脳リソース研究を支援しています

近年の医学の素晴らしい進歩にもかかわらず、精神疾患や神経疾患などで苦しむ人は後を絶ちません。脳の病気の原因を解明し治療法を確立するためには、ヒト死後脳を用いた研究が重要な鍵を握ります。日本ブレインバンクネット(JBBN)では、将来研究に使うことを前提に脳を集めてオープンリソースを構築し、疾患克服を目指す研究者に提供しています。研究支援を通じて、未来の医学・医療の発展に貢献することを目指しています。

  • 死後脳リソースの構築と提供は、ご遺族の同意に基づき、法律や指針を遵守して行われています。
  • 研究への提供は、倫理委員会による承認を受けた研究計画に限られます。
  • 本研究は、患者様、ご遺族の寛大なご協力のもとに成り立っています。また、多くの医師、医療関係者が携わっています、ご協力いただいた 皆様に心より感謝申し上げます。

この研究は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構より以下の研究費の支援を受けております。
脳神経科学統合プログラム「日本ブレインバンクネット(JBBN)による精神・神経疾患死後脳リソース基盤の強化に関する研究開発」

脳リソースのご提供と、
皆様へのご理解とお願い

脳リソース利用と申請

医科学研究に必要とされるヒト脳試料・情報を研究者の皆様に提供して,そのリソース研究の支援を行っています.アカデミアだけでなく企業の方にもご提供が可能です.試料・情報はすべて匿名化されて提供されます。

ブレインバンクへの登録

生前に自らの脳を医療研究や教育のために提供する意思表示です。この登録は、将来的に脳の病理解剖を通じて疾患の解明や治療法の開発に貢献することを目的としています。

インフォメーション

  • AMED脳とこころの研究推進プログラム(精神・神経疾患メカニズム解明プロジェクト)令和3年度進捗報告会兼キックオフミーティング (web会議形式) が開催されました。
  • JBBNに新しい分担研究機関二つ(美原記念病院、大阪刀根山医療センター)が参画いたしました。
  • JBBNホームページを作成いたしました。
  • 「日本ブレインバンクネット(JBBN)による精神・神経疾患死後脳リソース基盤の強化に関する研究開発」がAMEDの支援により開始されました。