日本ブレインバンクネット

リソース情報と条件

リソースを利用するためには

JBBNでは、医科学研究支援を通じて医学の発展に貢献するために、脳リソースを構築して研究者に提供しています。
リソース提供をご希望の方は、以下の説明をよくお読みいただき、申請受付フォームからご申請ください。

利用可能な試料・情報

試料

症例 各種神経疾患、精神疾患および正常対照者(精神・神経疾患以外の病気を含む)
組織 脳・脊髄
種類 凍結組織、ホルマリン固定パラフィン包埋切片

情報

年齢、性別、死後時間、病理診断、臨床診断、神経病理スコアなど
  検体により、臨床録、画像情報を含む検査記録、投薬歴などが提供可能です
  • 試料・情報は全て匿名化されて提供されます。
  • 上記以外の試料や情報、詳細な臨床情報の提供については、JBBN事務局にご相談ください。
  • 研究内容によってはご希望通りの試料提供ができないこともありますことを、あらかじめご了承ください。

カタログデータベース (ただいま準備中ですので、しばらくお待ちください。)

JBBNで提供可能な試料・情報の詳細は、カタログデータベースで事前にご確認いただけます。
ご利用希望の方は、データベースアカウント発行申請フォームよりご申請ください。

対象、支援対象者

医科学研究に従事し疾患の克服を目指して研究を行っている研究者。アカデミアに限らず、企業関係者も提供が可能です。

費用

アカデミアは無料。 企業の場合は別途ご相談になります。
ブレインバンクの継続的な運営のためにご理解とご協力をお願いできれば幸いです。

申請からリソース提供までの流れ

後述の提供の条件に同意頂ける場合「リソース利用申請受付」フォームから、手続きを進めてください。
ヒト由来の試料の研究利用には、提供元と提供先、双方の施設の倫理委員会による承認が必要です。

1

リソース提供の条件を確認

2

同意する場合はWeb(『脳リソース利用の申請』ページ)より申請
1. 『申請受付フォーム』 に入力、送信
2. 『リソース利用申請書』 をダウンロードして必要事項を記載
3. 1で登録したメールアドレス宛てに送信される“申請書アップロード専用URL”より、記載済みの『リソース利用申請書』をアップロード

3

JBBNによる研究計画の審査

4

Zoomによるヒアリング、提供内容についての相談

5

倫理委員会への申請、承認

6

試料・情報の提供

7

受領書の返送

脳リソース提供の条件

研究の目的 試料・情報は、疾患解明と医療の発展を目的とする医科学研究に対して提供されます。申請された研究計画は、JBBN審査委員会で適合性を審査されます。
研究の形態 リソース提供による研究は、原則的に試料・情報を提供した施設との共同研究として行われます。共同研究の手続きにつきましては、各提供施設で定められた方法に従ってください。
倫理委員会の承認 研究計画は、所属機関の倫理委員会の承認が必要です。
目的以外の使用の禁止 計画書に記載された研究以外への試料・情報の使用、第3者への受け渡しは禁じられています。
法律の遵守 研究に際しては関連する法律や指針を遵守して行ってください。
報告書の提出 倫理委員会あるいはJBBN事務局から要請があった場合は、必ず報告書ご提出をお願いいたします。
謝辞の記載義務 研究成果を論文や学会などで公表するときは、リソースの入手先と AMEDからの研究費支援への謝辞を必ずご記載下さい。